三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)はリクルートとデジタル通貨を運営する共同出資会社を設立することが、日本経済新聞の報道により明らかになりました。
MUFGは、これまで独自デジタル通貨「MUFGコイン」の実用化プロジェクトに取り組んできましたが、独自運営から戦略転換しMUFGコインの運営を今回設立される新会社に移す方針で決定したとのことです。
すでに新会社設立のための契約書は締結済みで、出資比率はリクルートが51％、MUFGが49％とのことです。
ホットペッパーやじゃらんnetでも利用可能に
今回発行されるデジタル通貨は、リクルートが運営する求人サイトや、「ホットペッパー」、「じゃらんnet」といった情報サイトでの飲食店の予約にも利用可能になるとのことです。
利用方法は、銀行口座からアプリに入金し、QRコード読み取りで決済が可能とのことです。
三菱UFJは、2017年からおよそ1500人の社員を対象に実証実験を行なってきました。
銀行によるブロックチェーン基盤のデジタル通貨の実用化は初めてとのことで、大きな注目を集めています。
様々なキャッシュレス決済サービスが乱立する中、大手金融機関のMUFGの参入は、より一層キャッシュレス化普及を加速させるとともに、仮想通貨市場にとっても追い風になることを期待したいですね。
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