仮想通貨XRPを利用するRippleの送金ソリューションODL(旧xRapid)が来年Q1(1〜3月)に、日本円ルートに拡大する可能性が浮上した。ODLを利用するオーストラリア決済企業Flash FXの責任者が明かした。
仮想通貨XRPコミュニティの著名人「CryptoEri (@sentosumosaba)」がFlash FXのNicolas Steiger共同創設者と行なった会話内容を開示。フィリピン以外の送金ルートを開通する計画に関する質問に対し、「ODLを通じてBitstampに米ドルを入金することがができるほか、日本(日本円)への対応は来年Q1より始まると計画している」とSteiger氏が回答した。
日本では来年東京オリンピックを控えており、観光客が急増することから国際決済需要が拡大することが見込まれており 、日本円ODL送金ルートが開通することは、為替処理も絡んだ決済領域で一石を投じるかもいれない。
Flash FXは11月の「Swell」に際し、新たにODLを活用し、オーストラリアとフィリピン間の国際送金を提供すると発表している。また、先日には、仮想通貨取引Bitstampの豪ユーザーはFlash FXとODLを通じて、オーストラリアドルを米ドルに換金し、取引所に瞬時に入金することができるようになった。
(記事提供:コインポスト)
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