Zコーポレーション株式会社、Taotao株式会社、Binance Holdings Ltdの3社が日本市場における戦略的提携に関する交渉開始に同意したことが発表をしました。
Binanceは昨日2020年1月16日に、日本における法規制に完全に準拠した形でのサービス改修・提供に向けて、日本居住者の利用を制限する旨を発表しています。
今回発表されたリリースによると、3社の提携により、Binanceによる世界最先端の暗号通貨関連技術の提供や、日本市場における取引所運営サポートなど、今後も協議を進めていくとされています。Zコーポレーション及びTaotaoの2社は金融庁と協力し、日本市場において法令に100%準拠する形でサービスを提供するためのの土台を確保していくようです。
現在、日本国内の仮想通貨取引所は4月1日の施行を控える改正資金決済法やレバレッジ規制などで取引所の先行きが懸念されている中、今回の戦略的提携発表がありました。
Binanceが展開する無期限先物(125倍レバレッジ)や数百種類のアルトコイン銘柄、ステーキングやレンディングなどのサービスが日本でどう扱われるのかにユーザーからの期待も集まっています。
また、Zコーポレーションの親会社であるZホールディングスとLINEが経営統合に合意をしたことも記憶に新しいです。LINEは子会社であるLVCが取引所BITMAXを運営しています。今回のBinanceとTAOTAOの提携に関して、LVCのブロックチェーン事業やBITMAXに関してもどのような影響が起きていくかにも注目したいです。
記事ソース:Binanceとの戦略的提携に関する交渉開始のお知らせ
Z Corporation, a subsidiary of Yahoo Japan, and TaoTao begin negotiations with Binance for strategic partnerships in the Japanese market
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