ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

「成長続けるメガトレンド」Business Insiderが暗号通貨の時価総額トップ10紹介【フィスコ・仮想通貨コラム】

2020/01/27 11:13
FISCO

グローバルトレンドを調査するBusiness Insider Intelligenceは昨年後半にリリースしたレポート「The Blockchain in Banking」の中で、暗号通貨を「成長し続けるメガトレンド」と位置づけた。時価総額上位10の暗号通貨の概要について1月17日、Business Insiderが伝えている。

暗号通貨は、中央集権的な組織による管理を排除して、個人間の送金を可能にする。しかし、価値の裏付けが不在であることに端を発する極端なボラティリティ、分散型プロトコルであるが故のマネーロンダリングのリスクといった問題も孕んでいる。こうした暗号通貨の特徴はこれまで、金融体制に対する脅威とみなされてきた。しかし、JPモルガンやフェイスブックを含むグローバル企業によるデジタル通貨の採用や検討によって、金融社会の日々の取引方法が変化しつつある。

こうした背景からか、メディアでも暗号通貨に関する言及は増えてきている。Business Insider Intelligenceの調査レポート「The Blockchain in Banking」は、主要な4銀行のブロックチェーン・イニシアティブの事例に基づいて、金融サービス業界に及ぼした影響を評価している。

ビットコイン(時価総額:1562億米ドル*1月17日時点)、イーサリアム(同175億米ドル)、XRP(98億米ドル)はトップ3を占める暗号通貨だ。2009年にローンチされた最初の暗号通貨であるビットコインは、通貨を管理する「仲介者」を排除してブロックチェーン技術に置き換えた。ビットコインは既に供給上限の4分の3が発行(マイニング)されており、需要が供給を上回っていくことによる価格推移がますます注目されている。2015年に参入したイーサリアムはスマートコントラクトで金融取引以上のユースケースに対処する。トランザクションを数秒で処理するXRPは、個人よりも企業・機関に使用が期待されるトークンだ。Business Insiderは、米リップル社がXRPを一部保有して定期的に売却していることに触れて「競合コインに比べて集中化されている」と指摘している。

ビットコインから分岐(フォーク)した2つの暗号通貨、ビットコインキャッシュ(57.6億米ドル)とBitcoinSV(55.1億米)がトップ5に含まれた。2つのコインはビットコインのスケーラビリティ問題を解決するため、ブロックサイズの上限をそれぞれ拡大させている。

2014年に作成されたテザーは、米ドルの価値にペッグされた価格安定型の暗号通貨(ステーブルコイン)だ。現在、41.1億米ドル相当のテザートークンが市場に流通している。ビットコインよりブロック生成時間が4倍速いライトコイン(35.7億米ドル)が7位、毎秒数百万トランザクションを実行するように設計されたスマートコントラクトプラットフォームであるイオスが時価総額34.2億米ドルで8位となっている。

マルタを本拠とする仮想通貨取引所バイナンスのBinance Coin(26.2億米ドル)は9位として紹介された。Binanceはイスラエルの決済プロセッサーSimplexと提携して、デビットカードとクレジットカードで暗号通貨を購入できるサービスを開始した。Business Insiderはモネロ(11.2億米ドル)をリストに含めた理由について、トランザクションの機密情報(アドレスや取引金額)を秘匿にして追跡不可能にする特性の重要性を強調している。

(記事提供元:HEDGE GUIDE)
HEDGE GUIDEは、投資初心者向け金融・投資メディアです。資産運用や投資判断に役立つニュースやノウハウ、企業インタビューなど独自に取材・分析した記事を配信しています。

<SI>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/05/01 (木) 00:00

SEC、PayPalのステーブルコイン「PYUSD」調査を執行措置なしで終了

米証券取引委員会(SEC)は、決済大手PayPalのドル連動ステーブルコイン「PYUSD」に関する調査を、執行措置を取らずに正式に終了しました。これはPayPalの最新の四半期報告書で明らかになったもので、2023年11...

NEW25/04/30 (水) 22:45

ブラックロック、1500億ドルMMFにブロックチェーン株式クラス導入か

世界最大の資産運用会社ブラックロックは、1500億ドル規模のマネーマーケットファンド(MMF)において、ブロックチェーン技術を活用した新たな株式クラス「DLTシェアーズ」の導入を米証券取引委員会(SEC)に申請しました。...

NEW25/04/30 (水) 22:45

米GDP低成長予想でもビットコインはなぜ強い? 米国経済との逆相関鮮明に

米国2025年第1四半期GDP成長率の発表を控える中、2022年初頭以来の低水準になると予想されており、経済の停滞懸念が強まっています。インフレ圧力も根強く、景気停滞と物価上昇が併存する「スタグフレーション」への警戒感も...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/04/30 (水) 09:01

2025年4月30日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月30日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはMIOTAでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +26.10%と大きく上昇。

25/04/29 (火) 09:01

2025年4月29日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月29日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはFlare、下落率トップのはUniswapでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +41.80%と大きく上昇。

25/04/28 (月) 09:01

2025年4月28日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

4月28日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはNEMでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin SV が +45.13%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
BTC/JPY 13,472,611 -87,279 (-0.64%)
BTC/USDT 94,120.00 -1,111.93 (-1.17%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能