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ハッシュレート分析によるビットコイン妥当価格は8,940ドルか【フィスコ・ビットコインニュース】

2020/01/29 10:05
FISCO

ビットコイン(BTC)の価格予想を行う上で重要な要素のひとつにハッシュレートがある。ハッシュレートとは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)をマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)する際の速度を表すものである。具体的には、1秒間に何回計算が行われているかを示しており、ハッシュレートが高いということはマイニングを行う処理速度、つまり処理能力が高いということになる。ハッシュレートが高くなる要因にはマイニング参加者の増加が挙げられる。マイニングに参加、投資する参加者の増加率を確認できるという意味合いで、ハッシュレートは重要度の高いデータのひとつといえよう。

ハッシュレートは、長期的には継続して右肩上がりに推移している。過去1年間の推移を取ってみても、2019年1月8日時点の47,202,204 TH/Sから2020年1月28日時点では107,321,517TH/Sと、約2倍に増加している。これはマイナーの参加意欲が旺盛なことの他、マイニングマシンの性能向上も影響している。

ハッシュレートとビットコイン価格の相関係数を見たところ2017年、2018年、2019年と年によってバラつきがあるためあまり参考にはならない一方で、仮想通貨業界の関係者の中には「ハッシュレートがビットコインの下値サポートラインに関係する」と見る向きもある。足元のハッシュレート水準から分析すると、ビットコインの妥当価格は8,940ドル前後となり、現在9,300ドル台で推移するビットコインはやや割高と考えることもできよう。

なお、今年5月中旬頃にビットコインは史上3回目の半減期を迎える。半減期を境として、マイナーは獲得できるビットコインの量が半分になることから、半減期の前後にはマイニングへの参加率や関心度がデータとして現れるハッシュレートに注目が集まることが予想される。前回ビットコインが半減期を迎えた2016年7月から比較すると1BTCの価格は大きく上昇していることや、2019年8月のライトコインの半減期においてハッシュレートは一時的な低下にとどまりすぐに半減期前の水準まで回復していることから2020年のビットコインの半減期を大きく不安視する声はあまりないものの、半減期前後のハッシュレートと市場動向には注目したい。

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配信元: FISCO 株・企業報

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