TRONのCEOであるジャスティン・サン氏が、米国の著名投資家で「投資の神様」と称され、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイのCEOであるウォーレン・バフェット氏との会食をついに実現させたとのことです。
仮想通貨業界著名人が複数参加
サン氏は、昨年のeBayチャリティオークションにて、バフェット氏と会食をする権利を456万7,888ドル(約5億円)という過去最高額で落札しました。
会食には最大7名まで友人を招待することができ、ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏、仮想通貨決済会社CircleのCEOであるジェレミー・アレール氏、バイナンスチャリティ基金のヘレン・ハイ氏、eToroの創設者であるヨニ・アシア氏など、仮想通貨業界の著名人が招待されたとのことです。
また、この他にも米国のドナルド・トランプ大統領にもtwitterで呼びかけていましたが、仮想通貨に対する厳しい意見とともに否定されたとのことです。
出典:Twitter
待望の食事会の成果は?
待望のバフェット氏との会食を実現させたサン氏は、次のようにコメントしています。
「本当に誇りに思うとともに、バフェット氏の与えてくれた知恵やビジョンに感謝している。彼の親切心と応援を常に思い出し、彼のアドバイスを真摯に受け止めてTRONのより良いエコシステムを作ろうと思います。」
サン氏は、昨年6月にチャリティオークションで会食の権利を落札しました。
過去20年間で最高額とされる約5億ドルという高額落札額で世間の注目を集めました。
ところが、サン氏は当初7月に予定していた会食を直前に延期しました。
理由は体調不良と発表しています。
サン氏が、その後会食について再スケジュールの発言は昨年の9月が最後となっていました。
「投資の神様」と称されるバフェット氏は、これまでビットコインなどの仮想通貨に対して否定的なことで知られています。
2017年には、「ビットコインはバブルだ。」、2018年5月には「仮想通貨は熱狂が過ぎ去れば悪い結末が待っているだろう。」などの発言で注目を集めました。
昨年にはサン氏は次のように語っていました。
「ウォーレン・バフェット氏は、ブロックチェーン業界について正しい情報を持っておらず、メディアによって誤った解釈をしている。
我々は彼とランチをしてコミュニケーションを図り、過去10年間で我々が成し遂げた成果を伝えようと思う。」
今回の会食で、バフェット氏が仮想通貨に対する考えを変えたのかどうかについては明らかにされていませんが、待望の会食が実現したサン氏の今後の発言やTRONの動向には、注目していきたいですね。
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