米国を拠点とする仮想通貨取引所Krakenが、インド市場における事業拡大の方針を明らかにしました。
先日、インドの最高裁判所が、インド準備銀行の仮想通貨禁止令に対して違憲の判決を下したことを受けて、再びインド市場に再注力する方向に転換したものと見られています。
Krakenによると、これまでインドの成長はインド準備銀行の禁止令によって妨げられてきたとのことです。
インド市場の将来は明るい?
KrakenのGlobal Business部門のSunny Ray氏は、次のように述べています。
「今回の発表は、インドにとって印象深い瞬間になるだろう。サトシ・ナカモトは中央銀行が充分に機能していないと感じたために、ビットコインを作り出した。仮想通貨業界が、世界で2番目に人口の多い国の中央銀行と戦って勝ったという事実は大きな成果と言える。我々は150億人の人々が仮想通貨にアクセスする権利を手にすることができるように戦ってきた。」
Binanceや他の取引所もインド市場に注目
Krakenと同様に、Binanceも2019年11月にインドの仮想通貨業界に向けて大きな動きを見せました。
Binanceは、インド国内の仮想通貨取引所WazirXを買収し、ユーザーがインドルピーを使って仮想通貨を購入できるサービスを開始しています。
この他にも仮想通貨取引所が、今後インド市場に積極的に参入が増えることが予想されます。
世界第2の人口を有するインド市場での普及が進めば、仮想通貨市場にとって大きな後押しとなることとは間違いないでしょう。
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