セキュリティトークンを用いたエコシステムの構築を推進する一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)は16日、日本ユニシス<8056>が賛助会員として入会したと発表した。
日本ユニシスは、「クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービス」(日本ユニシスWeb サイトより)を提供する企業。JSTAは日本ユニシスの入会により、JSTAの企業会員コミュニティは、正会員8社・賛助会員11 社となったと報告している。
今後については、「引き続き、コミュニティの拡充に努めるとともに、日本国内外におけるセキュリティトークンを用いたビジネス創出に貢献していく」とコメントしている。
セキュリティトークンとは、株式や債券など実社会における資産をブロックチェーン上でトークンとして管理するもののことを指す。近年、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)によって資金を調達する企業が生まれ始めており、国内のいくつかの仮想通貨取引所もこれに対応することを視野に入れて証券業へ参入する準備を整えるなどの動きを見せている。
日本セキュリティトークン協会は2019年5月27日付で発足した非営利団体である。セキュリティトークンの技術、制度、ビジネスに関して、調査、研究、普及・啓発活動等を行うことで、セキュリティトークンを用いたエコシステムを構築し、日本経済の健全な発展に貢献することを目的に活動しているという。
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