東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>は反落。9日の取引終了後、トーセイ<8923.T>グループと不動産を証券化し、シンガポール証券取引所が出資するセキュリティ・トークン取引所への上場に向けた実証実験を開始したと発表したが、市場の反応は限定的のようだ。
セキュリティ・トークンとは、ブロックチェーン技術などにより株式や債券、不動産などを裏付けとし、デジタル化した証券のことで、証券取引の決済期間の短縮化や流動性の向上、コストの大幅な削減といったメリットが挙げられている。同社では、将来的に国内でセキュリティ・トークン販売が可能になることを視野に入れているという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS