日本ブロックチェーン協会(JBA)と日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は、今後の暗号資産(仮想通貨)、セキュリティ・トークン・オファリング、ステーブルコイン、ブロックチェーンなどの業界の発展を目的とした連携・協働に関する協定を締結したと発表した。
具体的な連携内容としては、「業界の発展を目的とした普及啓蒙のための共催イベントの実施」、「ステーブルコイン・中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)をはじめ、各団体で共同研究が適切と思われるテーマについての活動の連携」、「共同研究に関する提言等」を挙げている。
JBAは、ブロックチェーン技術の普及と健全なビジネス環境及び利用者保護の整備を進めることで、日本の産業を発展させることを目的とし、直近では CBDC 等の分科会を通してブロックチェーン技術の普及拡大や社会実装に向けた取り組みを推進している。
JCBA は、暗号資産関連ビジネスの持続的な発展を目的とし、会員である暗号資産取引業者や関連ビジネス事業者と共に、暗号資産の法規制・税務会計・テクノロジー・商慣行等の面から知見の共有、意見集約を行い、業界団体としての提言・要望等の活動を行っている。
両団体は、暗号資産・ブロックチェーン技術や関連ビジネスの健全な発展を目指すという共通の目的の下に知見を共有し、連携・協働に関する協定を締結することを決定したとしている。
今後、両団体は同協定により、「より連携を深め、幅広い業界の企業、社会全体に対して情報発信及び普及啓発活動を行っていく」と伝えている。
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