レバノン政府が来年にもCBDCを導入する意向であることをBloombergが報道しました。
レバノン政府は、銀行セクターの信頼回復とキャッシュレス・システムへの移行のため、来年にもデジタル通貨を導入する計画である、とサラーム行政長官が述べました。
また、銀行に対して20%の資本増強を含む銀行の再建を開始するよう求めました。サラーム行政長官は「レバノンには天然資源がなく、金(ゴールド)は海外市場で売却される可能性があるため、手元に置いておく必要があります。」とコメントしています。
キャッシュレス化を目指すという発言から、エンドユーザーがしようすることを想定したリテール型のCBDCになると考えられます。
CBDC領域に関して、先日カンボジア国立銀行(NBC)と国内企業のソラミツ株式会社が共同開発したデジタル通貨「バコン」システムが、リテール決済および銀行間決済の基幹システムとして2020年10月28日より正式運用を開始しています。
記事ソース:Bloomberg
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