11/25 リップル高騰 エアドロップへの期待感高まる
リップルが2年ぶりに急高騰しています。
11月21日の約0.30ドルから2倍以上の上昇を記録しています。
出典:https://tradingview.com/symbols/XRPUSD/
今回のリップルの高騰はスマートコントラクト・プラットフォームのフレアネットワークでの「スパーク」トークンのリップル保有者へのエアドロップに対する期待感の高まりが影響しているとされています。
450億のスパークの無料配布は12月12日時点のリップル保有者対して実施される予定です。
ユーザーには保有するXRPトークンの15%に相当するスパークトークンが付与され、残りの85%のトークンは最低25ヶ月、最大34ヶ月の期間にわたり順次分配されるとのことです。
リップルが70円台まで高騰するのは2018年の国際カンファレンスSWELLの時以来の2年ぶりとなります。
11/25 NEM高騰 年初来高値更新
25日の暗号資産市場では、ビットコインが前日比プラス3.08%の197万円を更新しました。
国内アルトコイン市場では出遅れていたNEMが高騰し、一時前日比10%高の19.5%をつけるなどの高値を記録しました。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/XEMUSD/
NEMの新ブロックチェーンSymbolのメインネットは1月14日に立ち上げが予定されており、Sparkトークン同様に新トークン付与の権利確定日(スナップショット)が迫っていることを受けて買いを呼び込んだと考えられます。
一方で、上昇相場で比較的おとなしかったデリバティブ市場では上方乖離の現象が目立ち始め、高騰が続くアルトコイン相場にも相場の調整への警戒感が強まっています。
11/26 ビットコイン価格下落 3月以来の売り圧力
26日、ビットコインは3000ドル近く急落しました。
主要な取引所でのビットコインは24時間以内に19,474ドルから16,514ドルまで急落し今年3月の急落来の大幅下落となりました。
仮想通貨分析企業CryptoQuantのCEOであるKi Young Ju氏によると、2000ドルを目指す前の調整が入ったものと考えられています。
ビットコインやその他の主要ステーブルコインの長期指標では依然として強気な買いのポテンシャルは健在であるとのことです。
出典:tradingview.com
このところの上昇トレンドは大規模金融緩和による余剰資金を背景に機関投資家の現物買いが牽引しており、過去の上昇とは状況が異なっていると言います。
急落のたびに大きく買われ高値更新が続く実体経済と乖離しているのはビットコインだけでなく株式市場にも同様の様子が窺えるとのことです。
ビットコインはゼロ金利政策や量的緩和の影響による有力なドルヘッジの手段としてのポジションを確立しつつあるため、このまま下落トレンドに転じるよりも調整収束後には再び強気相場に戻る可能性が高いとも見られています。
11/26 バイデン新政権 ビットコイン支持派の起用を検討
バイデン新政権の財務副長官にビットコイン支持派のGary Gensler氏の起用が検討されていることが明らかになりました。
Gensler氏は政権移行チームの金融政策責任者でCFTC(商品先物取引委員会)のもと会長を務めていた人物です。
Gensler氏は、オバマ政権下の2009年から2014年にかけてCFTCの会長を務め、クリントン政権下では財務省で国内財務次官を務めていた経歴を持っています。
また、Gensler氏は名門大学MITでも教授としてビットコインやブロックチェーンに関する講義を指導しており、仮想通貨に関する高度な知識を持つビットコイン推進派の人物としても知られています。
バイデン次期大統領は経済政策に関わる大臣を来週初めにも発表する予定とのことです。
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