ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

DeFiプロジェクト「Augur」【フィスコ・暗号資産コラム】

2021/01/15 17:14
FISCO

Augurは、Ethereum上で稼働する分散型予測市場を提供するプロトコルである。予測市場はギャンブルと見られることも多いが、本来の目的は「効率的な未来予測の提供」にある。2015年のICOでは約5億円が調達され、2018年7月にメインネット、2020年7月にVersion 2がローンチされた。DeFi Llmaによると、Augurの合計ロック資産額(TVL)は約12億円である。累計ユーザー数(ユニーク・アドレス数)は2,500ほどで、その他のDeFiサービスと比較するとそれほど多くはない。

Augurでは、スポーツ、政治、経済、金融市場などに関する将来的なイベントを対象として、誰でも自由に予測市場を作成し、投機やヘッジ目的で参加することができる。Augurで人気の予測市場は主に政治関連であり、トランプの勝敗を賭けるマーケットの取引高は約15億円に上った。その他、ワールドカップ決勝の勝敗など様々な市場が存在するが、流動性は限られる。

Augurの基盤トークンはREPであり、レポーターのステークとディスピュートにのみ用いられるユーティリティトークンである(ガバナンストークンではない)。クリエイターが予測市場を開設し、複数のユーザーが「勝ち」か「負け」を選択した上で、任意の額のDAIを預託する。レポーター(REPホルダー)は結果をスマートコントラクトに通知し、預託金は勝者に返還される。レポーターはREPをステークする必要があり、不正な報告を行った場合には没収される。レポーターの報告結果に不満がある場合には、REPをステークすることで誰でもディスピュートすることが可能であり、ディスピュート量がレポーターによるステーク額を上回ると、報告結果は反転する。

既存の予測市場サービスに対するAugurのメリットとして、(1)地理的な制約に囚われない、(2)インターネットに繋がれば誰でも自由に参加可能である、(3)結果が分散的に報告されるため信頼性が高い、(4)透明性が高く、ディーラーによる中抜きが困難である、(5)手数料が低い(既存サービスの手数料が10%なのに対しAugurの場合は1%以下)、などが挙げられる。

Augurはオーダーブック型であるが、同時にAMM型の予測市場アプリケーションであるCatnipも提供している。Catnipはトークン化した予想をBalancerのプールで売買できるようにしたものである。また、独自のAMMを開発する意向もあるようだ。

出所:Coin Market Cap

<RS>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/03/12 (水) 14:13

フランクリン・テンプルトン、リップルETF申請|2025年に高確率で実現か

フランクリン・テンプルトンは、アメリカ証券取引委員会(SEC)にリップル(XRP)の現物取引型ETF(上場投資信託)の申請を行うため、FormS-1を提出したことが発表されました。今回の申請により、フランクリン・テン[&...

NEW25/03/12 (水) 13:20

Story Protocolで新たに「.ip」ドメインが公開

StoryProtocolでは新たに「.ip」のドメインが公開され、ユーザーはStoryExplorerでこれを確認・検索できるようになりました。この機能は、ENSのEthscanのようにドメイン名を検索することがで[&...

NEW25/03/12 (水) 13:15

Spotlight IP、Storyメインネット展開後の新機能を発表

SpotlightIPは、StoryProtocolメインネットへの展開後、いくつかの新しいアップデートを発表しました。SincedeployingonStorymainnet,ecosystemapp[…]...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/03/12 (水) 09:01

2025年3月12日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

3月12日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはFlare、下落率トップのはTRONでした。なお、過去7日間において、 Palette Token が +5.78%の上昇。

25/03/11 (火) 09:01

2025年3月11日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

3月11日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはDEP Coin、下落率トップのはAvalancheでした。なお、過去7日間において、 Palette Token が +5.78%の上昇。

25/03/10 (月) 14:30

ビットコイン、戦略準備開始、暗号資産サミットでなぜ上がらない?

週末のBTC相場は下落。金曜日の朝方9万000ドル(約1345万円)から8万4000ドル(約1245万円)台に急落、海外時間に9万1000ドルに値を戻すも上値を重くすると、週末はしばらく8万6000ドル(約1275万円)近辺での小動きが続いたが、日曜日から今朝方にかけて金曜日の安値を下抜けると、一時8万ドル(約1185万円)台まで値を下げた。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能