Ethereumの大型アップグレードである「ベルリン」が4月15日に完了しました。1月時点で大型アップデートであるBerlinの改善案をGithub上に公開していました。
大型アップグレードであるベルリン直後は、一部のノードが同期できないなどの事象がありましたが、この問題も既に解決しています。
It was a very obscure bug that no one triggered on ropsten, or during fuzzing. Basically when you called one of the BLS precompiles (that are not part of mainnet), the node would calculate gas costs differently
— MariusVanDerWijden (@vdWijden) April 15, 2021
今回のベルリンのアップグレードでは、もともと改善案として、提案されていた以下の4つがアップデートとなりました。
- EIP-2565:モジュロ演算で消費するガスコストを削減
- EIP-2929:特定のオペコードにおけるガスコストの引き上げ
- EIP-2718:新たなトランザクションタイプを導入して、複数のトランザクションタイプをより容易にサポートをする機能追加
- EIP-2930:アクセスリストを含むトランザクションタイプの追加
次回アップグレードである「ロンドン」アップグレードでは、2021年7月頃にハードフォークが実施予定となっています。
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