Crypto PunksなどのNFTアートプロジェクトを手掛けるLarva Labs社が、米国大手事務所であるUnited Talent Agency(UTA)社と契約を結んだことが発表されました。
本契約により、Larva Labs社の持つ3つのNFTプロジェクト(Crypto Punks、Meebits、Autoglyphs)に対し、映画、テレビ、ビデオゲーム、出版物などのライセンスの代理人をUTA社が務めることになります。
UTA is excited to work with @larvalabs crypto-art projects CryptoPunks, Meebits & Autoglyphs. “It is one of the first opportunities for an IP that fully originated in crypto-world to enter a broader entertainment space” says UTA's @lesleysilverman.@THR: https://t.co/LCOYX7BZRo pic.twitter.com/ghqFTMZfO3
— UTA (@unitedtalent) August 31, 2021
UTA Digital Assetsの責任者であるLesley Silverman氏は、次のように述べています。
「完全に暗号世界で生まれたIPが、より広範なエンターテイメント空間に進出する最初の機会の一つであり、彼らはそれを獲得したと言えます。」
Larva Labs社によると、本取組みはコレクション全体の価値を維持・向上させるための手段となると考えているようです。
CryptoPunksは、2017年にイーサリアムのブロックチェーン上で開始された、最初期のNFTアートの1つです。1つ200万ドル以上で取引されたケースもあり、コレクション全体の価値は30億ドルを超えています。
決済会社のVisaがCryptoPunksをコレクションとして迎え入れたように、すでにアート界にも強い存在感を示していましたが、今後はさらに、エンターテインメント界にも領域を広げたことになると言えます。
また、米FOXエンターテインメンがNFT事業に投資を発表したように、ハリウッド含めエンターテインメント業界にNFTが活用される世界が目の前に来ていると感じます。
UTA社とLarva Labs社が、どのような共同作業を進めるのか、非常に楽しみです。
決済会社VisaがCryptoPunksをコレクションに迎え入れる
FOXエンターテイメントがNFT事業に1億ドル投資を発表
記事ソース:Hollywood Reporter
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