ブラジル下院議員Luizão Goulart氏が労働者にビットコインでの賃金支払いを可能にする法案を提出しました。
法案の中では下記のように記載されています。
”「2008年の金融危機のピーク時に、サトシ・ナカモトはホワイトペーパーの中で、金融機関への信頼を必要としない「デジタル通貨システム」を提案しました。我々の提案はこれに合致しており労働者は金融市場に存在するあらゆる種類の暗号通貨で収入の一部を任意に受け取ることができるようになるべきだ。(一部要約) – 引用元:bitcoinmagazine」”
議会に提出されたばかりの今回の法案は現時点では草案であり、審議が本格的に開始されるためには議論と投票が行われる必要があります。
– ブラジルの基本データ(ソース:外務省) –
- 人口:2億947万人
- 首都:ブラジリア
- 言語:ポルトガル語
- 宗教:カトリック、プロテスタント、無宗教
- 元首:ジャイル・メシアス・ボルソナーロ大統領
- 議会:二院制(上院81名、下院513名)
- 通貨:レアル
先日、ソフトバンクがブラジルの暗号通貨取引所「メルカド・ビットコイン」にシリーズBで220億円を出資したことが報じられています。
2013年にGustavo兄弟とMauricioChamati兄弟によって設立されたブラジル初の暗号通貨取引所メルカド・ビットコインは、2021年7月時点でユーザー数280万人を抱えています。
ビットコインを法定通貨と定めたエルサルバドルを始め中南米・南米地域では暗号通貨に対する取り組みが広がっており、先日コロンビアでは、”滝を使った”水力発電マイニングの案が提言されました。
記事ソース:bitcoinmagazine.com、外務省、techcrunch.com
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