マネックスグループ<8698.T>はマドを開けて買われ、一時100円高はストップ高となる618円をつけた。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが2月28日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、マネックスG株の保有割合が5.08%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。
また、ここにきてビットコイン価格が急速に上げ足を強めており、きょうは同社株をはじめ、セレス<3696.T>、リミックスポイント<3825.T>など一連の仮想通貨関連株全般に物色が向かっている。前日2月28日に1BTC=3万ドル台後半で推移していた価格は、足もと4万3000ドル近辺まで急伸。各国から経済制裁を受けるロシアの代替決済手段や、ウクライナ支援に向けた寄付の送金手段としてビットコインの利用が広がるとの思惑が高まっているようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS