Twitter創設者のジャック・ドーシー氏が支援を行なっている分散型ソーシャルメディア「Bluesky」が先日開始したアプリの登録受付で、2日間で30,000件の登録申請が行われました。
Wow. 30k signups for our app’s waiting list in the last two days! Thanks for the overwhelming interest, we’ll do our best to get you in soon. 🔜
— bluesky (@bluesky) October 20, 2022
上記アプリでは、段階的にプライベートベータ版への招待が行われ、ユーザーからのフィードバックを受け取るとしています。
2019年後半、ジャック・ドーシー氏はエンジニアやデザイナーなど5人のメンバーからなるチームに資金提供を行い、ソーシャルメディアのオープンで分散されたスタンダード(規格)の開発を手がけていると発表しました。
Twitter is funding a small independent team of up to five open source architects, engineers, and designers to develop an open and decentralized standard for social media. The goal is for Twitter to ultimately be a client of this standard. 🧵
— jack (@jack) December 11, 2019
上記ツイートから約3年の時を経て、同チームが手掛ける分散型ソーシャルメディア「Bluesky」が本格的に公開されました。
先日18日、Blueskyチームは今春にリリースしたソーシャルネットワーキング用プロトコル「ADX」を「AT Protocol」へリデザインしたと発表。
公式ブログによると、AT Protocolは連合型ソーシャルネットワークとして、最新の分散型技術のアイディアがシンプル・高速・オープンなネットワークに統合されており、具体的に下記4つの特徴を持っているとしています。
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アカウントのポータビリティ:データやソーシャルグラフを失なわずにプロバイダー間でのアカウント移動が可能
アルゴリズムによる選択:ユーザーがアルゴリズムを自由にコントロールできる「オープン・アルゴリズム・モード」が利用可能
相互運用:Lexiconと呼ばれるスキーマベースの相互運用フレームワークを実装
パフォーマンス:パフォーマンスをオプションと考えず、大規模なローディングのために構築することを優先
Blueskyのアプリのプライベート・ベータのWailtlistは現在も受付中となっています。
記事ソース:Twitter、blueskyweb.xyz
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