19日前引けの日経平均株価は前日比305円83銭安の2万7221円29銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億1188万株、売買代金は1兆2646億円。値上がり銘柄数は824、値下がり銘柄数は909、変わらずは105銘柄だった。
日経平均株価は下落。前週末16日のNYダウは、米金融引き締めに対する警戒感や景気後退懸念を背景に281ドル安となった。この流れを受け、東京株式市場も軟調な値動きが続いた。日経平均は、一時2万7100円台に下落した。半導体関連などハイテク株や自動車株が軟調。2%の物価上昇目標の達成時期などの見直しを検討する、と一部で報じられたことを受け、銀行株がしっかり。
個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>が安く、トヨタ自動車<7203.T>や任天堂<7974.T>が軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、東芝<6502.T>が売られた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が高く、スカイマーク<9204.T>やKDDI<9433.T>が値を上げた。
出所:MINKABU PRESS