分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)のコミュニティ内で、Uniswap V3をStarkNetに展開する提案が投稿されました。
上記提案は、Ethereumのプログラミング言語SolidityをStarkNetのプログラミング言語Cairoに変換するツール「Warp」を開発するNethermind社のDeven Matthews氏によって投稿されています。
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同氏は、Warpを活用してUniswap v3をStarkNetメインネットへ展開することを提案しており、Uniswap側のメリットとして下記を挙げています。
- 繁栄・成長しているエコシステムを使用して、zk-rollupでUniswapを展開可能
- Uniswapにおけるトランザクションのガスコストの削減が可能
- Ethereumとの連携を維持しながら、EVMを超えて拡張が可能
- StarkNet 上に構築されている多数の新しいツールとの相互運用性を獲得可能
- オラクル対応など、StarkNetの計算スケーラビリティが可能にするv3アプリケーションの可能性を獲得可能
- ネイティブなAccount Abstractionへのアクセスが可能
Account Abstractionとは、Ethereumのコミュニティを中心に議論されている仕組みで、Account Abstractionの仕組みが実現することで、任意のトークンで手数料の支払いが可能となったり、秘密鍵が不要になるなどの利点が得られるとしています。
Cairo 1.0 is here!
Get your hands on the first taste of this Rust-inspired Cairo version and start writing today.
And that’s not all – stay tuned for more features and StarkNet compatibility coming soon.
Try Cairo 1.0 now and read the full blog post!https://t.co/CBIgXqbDc7 pic.twitter.com/EkzMtHvXrt
— StarkWare (@StarkWareLtd) January 5, 2023
昨日、StarkNetを手掛けるStarkWare社は、Cario 1.0を初公開。開発者はプログラムの作成とテストが可能となっています。
現在、チェーンを除く全プロコトル中トップの収益を記録するUniswap。昨年末にはNFT取引への対応を開始するなど様々な取り組みを行なっており、StarkNetへの進出が行われるか否かなど、今後の動向に注目が集まります。
分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)のNFTトレードボリュームが判明 | 1ヶ月で約350万ドルに
記事ソース:Uniswap Governance、Nethermind
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