米調査会社ファンドストラット社代表のトム・リー氏は、ビジネスインサイダーのインタビューで、シカゴオプション取引所（CBOE）が上場を検討しているイーサリアム（ETH）先物について「ビットコイン（BTC）にとって好材料である」との見解を示したことが明らかとなった。
リー氏は、イーサリアム先物取引が開始されれば、イーサリアム弱気派がイーサリアム下落を賭ける取引をするようになるだろうと指摘。また、今までは仮想通貨市場に弱気材料となるニュースが出ると、すでに先物もあるビットコインの売り圧力が高まることになっていたが、今後はイーサリアムも売ることができるようになるため、ビットコインの売り圧力が下がるとみている。
イーサリアムは8月31日、マイニングの報酬を3ETHから2ETHへと減額する提案が決定された。この提案は次回のハードフォーク（新仕様への変更）の際に適応する予定となっており、このことがイーサリアムへの弱気材料となる可能性がある。改善案を含むイーサリアムの仕様変更「コンスタンティノープル」は、今年末～来年1月頃には実装されるとみられている。
＜HH＞
米ファンドストラット社、「CBOEのイーサリアム先物はビットコインにとって好材料」【フィスコ・ビットコインニュース】
2018/09/05 16:15
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