投資会社ARK Investがビットコインに関するレポートを公開し、ビットコインの価格が上下どちらかの方向に大きな価格変動が起こる可能性があるとの見解を示しました。
同社のリサーチによると、先月7月の90日間ベースでのビットコインの価格のボラティリティは36%に低下。2017年1月以来6年ぶりとなる低水準になったとしています。
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また、ビットコインのハッシュレートに関して、30日間の移動平均が60日の移動平均を下回っており、マイナー活動の沈静化が示唆されたと同社は主張。マイナーの沈静化は、ビットコインの売却過多の状況に関連しているとし、ビットコインの今後の値動きに関して強気の姿勢を示しています。
ARK Investは、米大手仮想通貨取引所コインベースの株を複数の部門で保有していることでも知られる投資ファンドです。
6月30日時点のデータによると、ARK Fintech Innovation ETFで全体の10.6%、ARK Next Generation Internet ETFで全体の8.7%の比率でCoinbase株を保有しています。
ARK Investによると、7月の長期保有者が保有していたビットコインの供給量が流通量の74.88%と過去最高の数値を記録したことから、短期保有者と長期保有者の健全な均衡が保持されていると主張。左記は強力なファンダメンタルズを示唆しており、今後ビットコインの上昇トレンドが継続する可能性が示されていると自社の見解を述べています。
ビットコイン「2028年までに約4200万円に到達する可能性」投資管理会社CEOが予想
記事ソース:ARK Invest、ARK Invest(2)
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