米大手仮想通貨取引所コインベースが主導するレイヤー2ブロックチェーンBaseのTVL(Total Valued Locked)が日本円で約590億円となる4億ドルを突破しました。

BaseのTVL|ソース:DefiLlama
DefiLlamaのデータを見ると、BaseのTVLは8月31日から9月1日にかけて急増しており、これは同時期にBase上にリリースされた分散型取引所Aerodrome(現在TVL1.7億ドル)に牽引されていることが分かります。
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コインベースが手がけるBaseはレイヤー2のオプティミスティック・ロールアップ(ORU)。ORUとはEthereumなどのレイヤー1を土台に構築されているL2のロールアップを指し、L1のセキュリティを引き継ぎながら、別の場所・方法でトランザクションを処理可能という特徴を持っています。
コインベースのL2「Base」の概要や特徴、使い方を徹底解説
コインベースはBaseを自社のオンチェーンプロダクトの拠点として利用する旨を明らかにしており、さらに既にCompoundやCurve、Uniswap、Balancerといった既存の大手DeFiプロジェクトも展開済となっています。
昨今話題となったソーシャルファイ(SocialFi)のfriend.techもBaseで展開されるなど、一定の頻度で話題を集め続けているBaseに今後も注目です。
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記事ソース:DefiLlama
画像引用元:CryptoFX / Shutterstock.com
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