米国証券取引委員会(SEC)のへスター・ピアース委員は12日サンフランシスコで行われた金融規制サミットで、仮想資産の規制に関し、金融テクノロジーの発明や投資家の参加を促すことを目指す、より開放した環境を承認すべきだと主張した。
ピアース委員は、ウィンクルボス兄弟が申請したビットコインETFの承認を巡る7月の判断で、否決決定に4名の委員の中で、唯一反対票を投じた。
ピアース委員は、「リスクをとることは、本質的に悪いことではない」と主張。SECの善意による取り締まりは、市場を混乱させ、発明を妨げ、潜在的に投資家のリスクを高めると訴えた。
<KY>