昨日の下落から一時回復を見せていたビットコインが本日未明、再び下落を開始し一時40,000ドルのラインに迫りました。記事執筆現在、ビットコインは41,300ドル台を推移しています。
データプラットフォームcoinglassによると、直近24時間でビットコイン先物のロングポジションは1.28億ドル(約190億円)が清算。昨日の下落では、過去4ヶ月で最大規模の清算が発生していましたが、今回はそれを上回ることが予想されます。

直近24時間の先物ポジションの清算ヒートマップ|画像引用元:coinglass
過去24時間でポジションの清算額が大きかった取引所のランキングとして、1位がOKX(4,760万ドル)、2位がBinance(3,760万ドル)、3位がHuobi(3,270万ドル)となっています。
Binanceのシェアに注目集まる
米大手資産管理会社VanEckは先日、2024年に仮想通貨市場で起こる予測を発表し、その中でBinanceが取引ボリュームNo.1の取引所の座を失うと予想しています。
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同取引所は先月、資金移動業者としての登録を正式に行なっていなかったことや、効果的なマネーロンダリング対策を実施していなかったことなどを理由に米政府機関より43億6800万ドル(約6430億円)の罰金が課せられました。
VanEckは、Binanceを押し除け新たにトップに躍り出る取引所としてOKX、Bybit、Coinbase、Bitgetの4つの名前を挙げています。
また、先物市場単体で見た場合、現在1日あたりの2億ドル未満のCoinbaseの先物市場の取引高は、来年以降10億ドル/日を突破すると同社は予想しています。
先月時点では、韓国のUpbitが月毎の取引ボリュームでBinanceに次ぐ第2位に位置しており、その差は昨年より縮小を続けています。
今後もCEX(中央集権型取引所)のシェア競争に注目が集まります。
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記事ソース:coinglass、VanEck
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