米SECによる現物型ビットコインETFの承認が行われた同時期、1 BTC = 約49,000ドルまで迫っていたビットコインは現在41,000ドル台を記録し今年最低水準を推移しています。
昨年12月から現在までETF承認前後の変動を除きローソク足の実体部分で約41,100〜44200 ドルの間を推移してきたビットコイン。記事執筆現在ではレンジ内における最低水準を価格を推移しています。
ビットコインのドミナンス(市場占有率)は現在*46.94%を記録しており、これは昨年10月以来3ヶ月ぶりの低水準となっています。*Coingecko最新データ参照
米SECによる現物型ビットコインETFの承認により機関投資家やファミリーオフィスの資金が今後流入してくることが予想されるなか、市場価格への影響は軽微なものとなっています。
Blacklockらと共にビットコインETFの提供を承認されたBitwiseのCEOを務めるHunter Horsle氏によると、同社のETF商品には取引開始から最初の6日間で4.46億ドル(約660億円)が流入していることが報告されています。
+$56,000,000 of inflows into BITB today.
The Bitwise portfolio management team delivered stellar execution, to the benefit of clients: $56M bitcoin bought with 0.01% of cost.
Total flows now $446,000,000 over the first 6 days.
Every day the same emotion, gratitude to the…
— Hunter Horsley (@HHorsley) January 19, 2024
機関投資家が多く参入していることでも知られるCMEのビットコイン先物取引におけるOI(未決済建玉)は、直近24時間で47億ドル(約6,950億円)を記録し全体の26.7%を占めトップとなっており、豊富な資金を持つプレイヤーのビットコインに対する関心は依然として保たれていることが窺えます。引き続き市場の動向に注目が集まります。
記事ソース:Coingecko、coinglass
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