ビットコインを法定通貨として定め、政府として同通貨の購入を進めてきた中南米国エルサルバドルが保有するビットコインの収益が約98億円となりました。エルサルバドルは現在価格で約288億円に相当する3,144 BTCを保有しています。
同国大統領のナジブ・ブケレ氏は、今後ビットコインを売却する予定はないとし、同通貨はあくまで1 BTC = 1 BTCとして国の法定通貨であることを強調しました。
When #Bitcoin’s market price was low, they wrote literally thousands of articles about our supposed losses.
Now that #Bitcoin’s market price is way up, if we were to sell, we would make a profit of over 40% (just from the market purchases), and our main source of BTC is now our…
— Nayib Bukele (@nayibbukele) February 28, 2024
国としてビットコインの購入を行ってきたエルサルバドル。明らかとなっている最新の購入日は2月18日で、現在価格約70億円となる763 BTCをポートフォリオに追加しています。
今月初旬に行われたエルサルバドルの大統領選にてブケレ氏は得票率約8割の圧倒的な指示を得て再選。ギャングの厳格な取り締まりなどが評価されたと見られています。
エルサルバドルのウジョア副大統領によると、ブケレ氏は同国東部で提案している非課税の仮想通貨避難所「ビットコインシティ」の建設や、仮想通貨で100万ドル相当を寄付した投資家へのパスポート発行、2024年第1四半期中のビットコイン担保債券を発行計画などを継続させる予定です。
記事ソース:dropstab、Reuters (1)、(2)
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