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ビットコイン価格が最高値を更新し1 BTC = 71,000ドルを記録しました。3月8日に過去最高値を更新した直後に大きく下落を見せていたものの、現在下落幅を埋め継続的な価格高騰を見せています。
オンチェーンデータプラットフォームCrypto Quant創設者兼CEOのKi Young Ju氏によると、2022年後半から現在にかけてBTC価格の大きな調整は起こっていないことが指摘されています。
This #Bitcoin bull cycle has experienced only small corrections so far, thanks to institutional capital flows.
Chart by @AxelAdlerJr pic.twitter.com/XLBScllQG7
— Ki Young Ju (@ki_young_ju) March 11, 2024
米で提供される現物型ビットコインETFへの資金流入は引き続き発生しており、先週金曜日には1日で2.23億ドルのインフローが発生しました。
現物型のETFではETF発行に際して現物のビットコインを市場から購入する必要があり、ETFの発行が増加することはビットコインの需要がその分高まることを意味します。
[1/4] Bitcoin ETF Flow – 08 March 2024
All data in. $223m positive net flow for thew day
The assets of the ETFs excluding GBTC are now over $28 billion, this is now larger than GBTC’s assets for the first time pic.twitter.com/5BlBTu4WLn
— BitMEX Research (@BitMEXResearch) March 9, 2024
現物型ビットコインETFを提供する米投資・資産運用会社ARK Inevest創設者のキャッシー・ウッド氏は最新のインタビューの中で「(今後数年間で)ビットコインは100万ドルに達する」との予想を行っています。
ETF承認後にビットコインの市場からの見方に変化が生じたとする同氏によると、モルガン・スタンレー、メリル・リンチ、バンク・オブ・アメリカなどの大手証券会社からの流入は未だ発生していないとしています。
運用会社間の格差は拡大か
先日、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴはすでに現物型ビットコインETFへのアクセスの提供を開始することを発表しました。
両社は顧客(投資家)に対して特定の商品の勧誘を行わず、投資判断は顧客側が行なったとする”Unsolicited”方式をベースとしています。そのため、顧客側から特定のビットコインETF商品をリクエストする必要があります。
この場合、顧客はブラックロックやフィデリティといった大手金融企業の商品を選択する傾向が強まり、その他企業はETFの運用手数料で徴収できる収益に見合うだけのマーケティング費用をかけて顧客獲得を行う必要となる可能性が生じ、これにより今後運用会社によって格差が拡大するとの指摘が一部でなされています。
記事ソース:Youtube
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