Telegram(テレグラム)発のレイヤー1プロジェクトThe Open Network(以下:Ton)のネイティブ通貨$TONが直近1週間で約30%の価格上昇を見せています。同期間で20%以上の価格下落を記録する主要通貨も多い中、好調な価格パフォーマンスを発揮しています。
Tonは月間アクティブユーザー数9億人にのぼるTelegramユーザーのオンボーディングを目指すL1プロジェクトで、ユーザーはウォレット作成、通貨の送信、トークンの売買、ブロックチェーンゲームのプレイなどがTelegram上から数タップで行えます。
$TONは、Tonブロックチェーンのネイティブ通貨となっており、ガス代や多くの通貨とのスワップペアとなるなど基軸通貨として機能しています。
Tonでは、USDCやUSDTといった主要ステーブルコインのネイティブな展開は現在行われておらず、クロスチェーンプロジェクトOrbit Chainの機能を活用した公式ブリッジによりEthereumチェーン上からTonチェーン上でUSDT→JUSDT、USDC→JUSDCのブリッジが可能です。記事執筆時点で、JUSDTは*約892万枚、JUSDCは*約24万枚が総供給量となっています。*tonscan.org参照
Unlock the power of #TON
🎉We’re thrilled to announce the launch of our new token #bridge – the first unlimited bridge that enables seamless transfer of ERC-20 tokens to TON’s Jetton💎 (fungible token standard of TON)!
Get started at https://t.co/OzhNq4df3e 💙
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— TON 💎 (@ton_blockchain) April 17, 2023
総額30,000,000 $TONの巨大インセンティブプログラムも実施
Tonを牽引するTon財団はThe Open Leagueと呼ばれるインセンティブプログラムを今月1日より開始しており、30,000,000 $TONが報酬としてエコシステムに配布予定です。
報酬はDeFiプロジェクトの流動性プールの利回り向上や「ミームコイン」「dApp」「リキッドステーキング」等各ジャンルの上位プロジェクト、クエスト達成者などに割り当てられる予定ですでに実施済のパイロットシーズンでは7,000万円以上の報酬を獲得したプロジェクトも存在します。また、左記に付随してプロダクトユーザーに向けたエアドロップも複数回実施されています。
オンチェーンデータサイトtonstat.comによるとTon上の月間アクティブウォレット数は今年3月より急増中で、現在は1,777,539を記録しています。
これまでFacebookやTwitter、LINE、Redditなど多くの大手Web2プラットフォーマーがWeb3の導入を試みた/進行中となるなか、すでに世界規模を大量のユーザーを抱えWeb3ユーザーやプロジェクトが多く利用するTelegramと連携するTonの今後に注目が集まります。
テレグラム発のTONチェーン特化型スマホが登場|価格は99ドル
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