グレイスケールのGBTCの保有量が、1月10日(ビットコイン現物ETF転換日)の62万BTCから、28.5万BTCへと50%以上減少していることが、HODL15Capitalによって報告されました。
GBTC holds 285,126 BTC after today’s outflows, down from 620,000 BTC (at conversion on 1/10/24)
— HODL15Capital 🇺🇸 (@HODL15Capital) June 1, 2024
$GBTCから資金が流出している背景として、手数料の高さが挙げられます。また、流出した資金のほとんどは、$IBITなど他のビットコインETFに再投資されているとのことです。
ビットコインETFの熾烈なシェア争い
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画像引用元:Bitcoin Treasuries
1月10日にビットコイン現物ETFが承認されて以降、各社が同様のサービスを提供する中で、手数料などで差別化が行われています。
現時点での主要各社の手数料は以下のようになっています。
企業名(ティッカー) | 手数料 |
Bitwise (BITB) | 0.0% (0.24%) |
ARK 21Shares (ARKB) | 0.0% (0.25%) |
Invesco Galaxy (BTCO) | 0.0% (0.59%) |
iShares (IBIT) | 0.20% (0.30%) |
Franklin (EZBC) | 0.29% |
Fidelity Wise Origin (FBTC) | 0.39% |
Grayscale (GBTC ) | 1.50% |
各社が1%未満で手数料を設定している中で、グレイスケールの1.5%という手数料の高さが目立ちます。依然として、$GBTCのシェアは大きいものの、今後も資金流出が続けばその地位も危うくなる可能性があります。
情報ソース:Bitcoin Treasuries
The post グレイスケール$GBTCの保有量が50%減少|ビットコインETF承認以降、他社へ資金流出相次ぐ appeared first on CRYPTO TIMES