仮想通貨市場全体が下落傾向にあり、ビットコイン価格も54,000ドルを割り込みました。特に、風刺や特定の人物などをモチーフとした仮想通貨ジャンルである「ミームコイン」の下落率が顕著となっています。
Coingeckoのデータによると、記事執筆時直近24時間で最も下落率が高かったのはBaseチェーン上のミームコインでした。
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直近24時間のカテゴリ別下落ランキング|画像引用元:CoinGecko
米大手仮想通貨取引所Coinbaseが手掛けるレイヤー2ブロックチェーンであるBaseでは、ミームコインの取引が活発に行われてきましたが、主要ミームコインであるBRETT、TOSHI、DEGENなどは直近1週間で約30〜40%の下落を記録しています。
ユーティリティが乏しい傾向にあるミームコインですが、対象のチェーンの盛り上がりを測る指標として活用可能とする見方もあります。
BaseチェーンのTVL(Total Value Locked)は今年3月以降、急激に増加しており、2024年3月初頭の4億8,000万ドルから7月5日には12億6,700万ドルに達しています。
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BaseのTVL推移|画像引用元:DeFiLlama
Baseには現在、Uniswap、Aave、Beefy、Compoundといった大手DeFiプロトコルが対応しているのに加え、Baseチェーンにのみ展開されるDexであるAerodromeなどが台頭しています。
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