昨日7月8日の現物型ビットコインETFへの資金流入額が2.95億ドルを記録しました。
現物型ビットコインETFの総資産価値は493.20億ドルに到達、同資産の資産比率は全体の4.45%となっています。
資産運用大手BlackRockのETF(IBIT)への資金流入が顕著となっており、1日で1.87億ドルのインフローが発生。また、資金流出が続いていたGrayscale ETF(GBTC)では6月5日以来初となる2507.53万ドルの資金流入が見られています。
オンチェーンデータプラットフォームSoSo Valueチームは、直近のビットコインETFの資金フローや関連指標は市場が反転傾向にある可能性を示していると指摘しました。
💡Three Signs from July 8 #Bitcoin ETF Data Show Potential Market Reversal Trend
1/ GBTC ETF Net Inflow: Grayscale Investments (GBTC) ETF experienced its first net inflow since June 5.
Despite high management fees, Grayscale saw a rare net inflow yesterday, indicating that… pic.twitter.com/iYjJEgM41i
— SoSoValue Research (@SoSoValue) July 9, 2024
同チームはビットコイン価格の下落時に米株式市場の個人投資家がGBTCを購入しているとし、ビットコインに対するポジティブな姿勢を示している旨を述べています。
また、多くのビットコインETF商品でプラスのプレミアムが維持されており、これは市場からの強い信頼を反映しているとしています。
現物型ビットコインETFの取引の多くは個人投資家によるものだと指摘されるなか、今後、デューデリジェンスを完了した機関投資家や企業の参入可能性が一部で囁かれています。
現在ドイツ政府によるビットコイン売却やマウントゴックスによるビットコインの返済などが行われるなど、相場にネガティブに働く可能性のある要因も現在存在するなか、市場参加者は引き続き最新情報の取得や適切な資産/リスク管理が求められます。
記事ソース:SoSo Value
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