米テネシー州ナッシュビルで来週開催されるビットコインカンファレンスでは、ドナルド・トランプ前大統領が出演予定となっており、同氏が行う発言に注目が集まっています。
先日、暗殺未遂事件が発生するなど、世界的にその動向が注目されているトランプ氏。そんな同氏は先日、自身のソーシャルメディアでJ・D・バンス上院議員を副大統領候補に指名したことを明かしました。
バンス氏は、ポートフォリオの一部としてビットコインを保有していることが開示情報から明らかとなっており、仮想通貨に対する関心の高さがうかがえます。
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ビットコインに好意的な姿勢示すトランプ前大統領
トランプ氏は、今回の選挙戦に向けてビットコインをはじめとする仮想通貨に対して好意的な姿勢を示し続けています。
同氏は以前「ビットコインマイニングは我々をエネルギーの覇権国にするだろう」と発言し、ビットコインをCBDC(中央銀行デジタル通貨)の最後の防衛線とみなしていると述べています。さらに、「残りのビットコインを全てアメリカ製にしたい」と、自らの姿勢を明確に示してきました。
来週開催されるビットコインカンファレンスは、バンス氏を副大統領候補に指名した状態で行われること、そして暗殺未遂事件の影響もありトランプ氏自体に世界中から関心が寄せられていることから、その発言に仮想通貨市場から注目が集まっています。
Off The Chain CapitalのCEOであるブライアン・ディクソン氏は「トランプ前大統領のチームがビットコインや仮想通貨に好意的な姿勢を示していることを正式に示す可能性があり、世界中から集まった熱心なビットコイン愛好家の大観衆の前で彼がプレゼンテーションを行うというのは、非常にエキサイティングなこと」と、今回のカンファレンスへの期待を語っています。
記事ソース:CNBC
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