暗号資産のイーサリアム(ETH)は、2014年7月22日のICO開始時から数えて、10周年を迎えることとなりました。
イーサリアム財団の研究者であるジャスティン・ドレイク(Justin Ðrake)氏は自身のXアカウントで、イーサリアムとビットコインの相対価値が10年前の100倍以上に増加していることに言及しました。
ETH is 10 years old today!
The ether ICO started July 22, 2014. Back then ETH was sold on Bitcoin at a rate of 2,000 ETH per 1 BTC—totally permissionless, no VCs, no vesting.
Today 1 BTC buys less than 20 ETH. Few assets have outperformed BTC over 10 years; even fewer have…
— Justin Ðrake 🦇🔊 (@drakefjustin) July 22, 2024
当時のイーサリアム(ETH)は、1BTCあたり2,000ETHというレートで販売されていたとのことです。これは、VCや権利確定もない状態で開始された画期的なICOでした。
10年後の現在、1BTCで購入できるETHは20ETH未満にまで減少しています。過去10年間において、BTCを上回るパフォーマンスを示した資産はほとんどなく、100倍以上の成長を遂げた資産はさらに少ないとも述べられています。また、ジャスティン・ドレイク氏は、イーサリアム現物ETFが7月23日より米国で取引開始されることにも言及しており、デジタル商品として広く認知されているETHに機関投資家が投資しやすくなることへの好影響を示唆しました。
ICO開始から10年という節目を迎えたイーサリアムは、ビットコインとの相対価値において100倍以上の成長を遂げ、暗号資産市場における重要な存在へと進化しました。
先日、米SECにて現物型ETFが承認されるなど伝統金融市場での評価や注目も高まっています。今後もイーサリアムがどのような道を歩んでいくのか注目です。
記事ソース:X (@drakefjustin)
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