8月1日のデータによると、現物型ビットコインETFとイーサリアムETFの両方で資金流入がプラスとなりました。特に、グレースケールが先日リリースした低手数料ビットコインETF「Grayscale Bitcoin Mini Trust (BTC)」への資金流入が顕著です。
現物型イーサリアムETF全体では、合計で2670万ドルの資金流入が発生し、現物型ビットコインETF全体では、合計で5060万ドルの資金流入が8月1日に発生しています。注目すべきは、グレースケールの「Grayscale Bitcoin Mini Trust (BTC)」に、8月1日付で19.1億ドルの資金が流入した点です。
同商品は現在米国で提供されているビットコインETFの中で最低水準の手数料(0.15%)に設定されています。
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画像引用元:https://farside.co.uk/
グレースケール・インベストメンツのリサーチ責任者であるZach Pandl氏は「私たちは、投資家がどこにいても、彼らのニーズを満たし、投資家が規制された安全な方法で暗号通貨にアクセスするための完全な商品スイートを提供しようとしている。GBTCは一部の投資家に適しており、新しいBTC商品はさらに多くの投資家に適していると信じています」とコメントしています。
ビットコインETFとイーサリアムETFの違いについて、Coinbaseの機関投資家向けリサーチ責任者であるDavid Duong氏は、グレースケール社のETH ETFからの資金流出がGBTCよりも先行していると指摘しています。その理由として、GBTCの場合、売却を裁判所の承認まで制限されていた大規模な事業体がいくつかあったのに対し、グレースケールのETH ETFにはそのような制限がない点を挙げています。
記事ソース:CNBC
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