昨晩2時ごろ、突如ビットコインのSegwit2xハードフォークの中止が報道されました。

参考記事:ビットコインのSegwit2xハードフォークが急遽中止に!

これを受けてビットコインは一時3万円ほど急騰しました。

しかし、上昇は一過性で終わり早朝にかけて上げ幅のすべてを吐き出す流れに。壮絶な行って来いを演出することとなりました。

 

 

まだ、ハードフォークの可能性は残されているので、完全にハードフォークがなくなったわけではありませんが、短期的な今後の流れを考えていきましょう。

ハードフォークの延期で好材料が前倒しになる可能性も

筆者は材料として『ハードフォークの中止』はビットコイン90万円へのプラチナチケットだと思っていました。

というのも、ビットコインの分裂が無くなれば以下のような好材料が前倒しになる可能性があるからです。

  • CMEグループのビットコイン先物取引開始
  • SBIバーチャルカレンシーのサービス開始
  • 金融庁による取引上の承認
  • その他、ビットコインに関わるサービスの開始

 

しかしながら、結果は短期的な上昇で終わりました。

これまでの相場経験を考えると、好材料が出た場合に新高値を取り続伸する場合は、ほぼ間違いなく短期間での上昇がありました。

日経平均では、金融緩和などが発表された日にはほぼ高値引けで引けますし、ドル円は東京・欧州・NY市場と続伸します、

しかし、昨晩のビットコインはそうではありませんでした。

翌朝の東京市場では、再び上を試しましたが欧州時間に入り下落。

チャートは悪いカタチとなっています。

資金の流れとしては、ビットコインからアルトコインへと流れており、LISK(リスク)やOMG(オミセゴー)などの上昇が鮮明でした。

 

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どうにもビットコインには悪い流れがきているように思えます。

思えば、ハードフォークに向けて上昇してきたビットコインですから、ここからは意外と下落トレンドの発生となるのではないでしょうか。

チャート的に82万円半ばを割り込むと、かなり確定的になるのではないかと思います。

今夜も眠れない夜となりそうです。。('ω')ノ

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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