10月15日に米証券取引委員会(SEC)がプロシェアーズのビットコインETFを承認しました。仮想通貨にとって歴史的な日が訪れたといえます。

取引が始まるビットコイン・ストラテジーETF(BITO)は、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で取引されているビットコイン先物の価格に連動するように設計されています。

そして、いよいよ今日から取引がスタートします。

期待感からか、ビットコインは一時市場最高値を更新し、715万円まで上値を伸ばしました。

注目となる指標は、売買代金ではないでしょうか。

カナダで取引されているビットコインETFの初日の売買代金は、176億円でした。

カナダトロント証券取引所の時価総額は、ニューヨーク証券取引所の10分の1です。そして、アプローチできる人の数も大きく違うでしょう。大手ネット証券のSBI証券では、カナダに上場している銘柄を売買することができません。

売買代金が10倍とまではいかないとしても、せめて5倍の880億円程度は超えないと材料出尽くしになる可能性がありそうです。

ムーンフェーズ

NYダウやビットコインのサイクルと相関性が高いするムーンフェーズ(新月と満月の変化)を見てみましょう。


黒丸の満月で反発する相場が続いています。

一本調子で上昇している相場ですが、このセオリーでいけばさらに上昇するかもしれません。

もしくは、相場の転換点となることが多いため、新月で反落するという考え方もできます。

難しいところですので、主要なアストロロジーである水星の逆行を見てみましょう。


黄色の枠が、水星の逆行期(9月27日~10月19日)です。

過去の水星の逆行期では、ビットコインは一方向に動くことが多くありました。

参考:水星の逆行期にビットコインのトレンドが発生しやすい

それが終わったということは、目先天井を打つという考え方ができます。


まずは、今日のビットコインETFの取引がどの程度の盛り上がりを見せるのかに注目しましょう。