12月22日にフィスココイン(FSCC)のホワイトペーパーが更新されました。
フィスココインとは、バイナンスコイン(BNB)やフォビトークン(HT)など、いわゆる取引所トークンと呼ばれる交換業者を営む企業が発行する仮想通貨(暗号資産)です。
フィスコグループのカイカエクスチェンジが運営する取引所Zaifで取り扱われているだけでなく、グループの一部企業サービスで決済手段として採用されています。
なお、2020年から2021年1までにフィスココインは最大で65倍以上の上昇を演じています。
●フィスココイン(FSCC)の価格推移
出所:Zaif
FSCCホワイトペーパー(2021年12月22日版)
フィスココイン最新の動向を盛り込んだFSCCホワイトペーパーがリリースされました。
こちらは、2020年7月にフィスココインのホワイトペーパーの原型となる「 FISCO Decentralized Application Platform(FDAP)設計概要書」からアップデートされたものになります。
【主な内容】
- 決済採用企業やアプリ稼働などの進捗報告
- フィスココインの価格見通し
- フィスココインの保有者動向
進捗報告
FSCC決済を採用する企業の増加に加え、FSCC価値向上を担う重要会社FDAPが保有するレンディング、バーチャル株主総会、株主優待プラットフォームの各アプリケーションが順調に稼働していること、そしてFisco NFT Market Placeの新規稼働予告の詳細が報告されました。
出所:フィスココイン(FSCC)公式ページ
また、バーチャル株主総会、株主優待プラットフォームは順調に顧客を伸ばしている模様です。
FSCCをマーケットから購入し、レンディングやFisco NFT Market Placeは投資家が自主的に保有を志向することでロックされるフィスココイン(TVL:Total Value Locked)を増やす予定となっています。
フィスココインの価格見通し
FDAP社の業績が目標を達成すれば、2030年にはFSCC価格を1300円として、114万FSCCがロックされる予定となっている。
●FDAP社
フィスコは、フィスココインが、デジタル領域を経由した各種サービスのプラットフォームにおいて、ユーティリティ・トークンとして利用されることを目指しています。その実現に向けて、株式会社 FISCO Decentralized Application Platform(FDAP社)を設立。フィスココインプラットフォームの価値向上を目的としたFSCC プロジェクトが実践されている。
フィスココインの保有者動向
フィスココインの発行可能枚数は5000万枚です。
その経済圏の拡大に貢献するパートナーが保有する持ち分を戦略投資家保有分(発行可能枚数の約49%、2427万9203FSCC)として、その全てにおいて概ね3年間のロックアップも発表されました。
出所:フィスココイン(FSCC)ホワイトペーパー Vresion1.0
なお、フィスココインは焼却(バーン)される設計となっており、発行体であるフィスコの会計事業年度(2021年12月期)より、各事業年度における連結営業利益の額を上限として、今後5年間継続して焼却の実施する予定となっています。
対象となるフィスココインは、発行可能枚数(5000万FSCC)のうち、約35%(1730万FSCC)にあたる発行体が保有する未流通分です。
フィスココインの動向は、フィスコの株主向け IR スケジュール(四半期ごとの決算、株主総会等)に則り、定期配信される予定です。
また、フィスココインに関するイベントなどの情報は、公式サイトやテレグラム、ツイッターなどのSNSを通じて告知され、必要に応じて説明会の開催されることになっています。
●フィスココイン(FSCC)公式サイト
●フィスココイン(FSCC)のツイッターアカウント(@FSCC75811167)
●テレグラム|日本語ページ