昨日は、イーサリアムとバイナンスコインを中心に、多くの仮想通貨(暗号資産)が売られることとなりました。

相場下落の背景には、月間アクティブユーザー150万人を誇るステップン(STEPN)の中国規制の発表があります。中国国内でのサービス提供は、7月15日で終了するツイッターで発表されました。

STEPNのユーザーは、中国での利用が2番目に多いということもあり、同サービスで利用される仮想通貨GMTは一時40%以上の大幅下落となりました。

▼Green Satoshi Token (GST)|SOLチェーン 

出所:CoinMarketCap


また、NFTのフロア価格も下落しています。

5月第1週には安くても14万円ほどであったNFTが、今では6万円ほどにまで下落したことになります。

それでも筆者は、STEPNの人気はまだ衰えないだろうと感じます。

それは、運営会社によるSTEPNの経済圏の構築とユーザー数のコントロールにあります。

STEPNの経済圏 

STEPNを簡単に説明すると、歩くと仮想通貨GSTをもらえる位置ゲームです。

まず、最初に靴のNFTを購入する必要があります。

歩くと、GSTを得ることができますが、より多くもらうためには、GSTで靴を強化したり、靴と靴を掛け合わせて(Mintと言います)より強力な靴に進化させる必要があります。

また、歩くと靴が消耗するため、修理にもGSTを支払う必要があります。

そのため、STEPNの利用では常にGSTを利用する必要があり、巧妙にSTEPNの経済圏が構築されていると感じます。

ユーザー数のコントロール

STEPNは招待制となっており、アカウントを持つユーザーが1アカウントだけ招待することができます。

2017年から仮想通貨に投資を行い、NFTゲームのPlayMiningも積極的にプレイしているK氏によると、STEPNの招待コードを得るために数時間を費やしたとのことです。

毎日ツイッターで招待コードの投稿を探し、ツイート時間1分以内の招待コードを何十回も入力して、ようやくアカウントの作成に成功した(5/27)と語ってくれました。

そのため、STEPNの招待コードの争奪戦が落ち着くまでは、人気が続くのではないでしょうか。

むしろ、今まで1足の靴の購入に10万円以上も必要でしたが、価格が安くなったために始めやすくなり、より参加者が増える可能性もあります。


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STEPNに関して興味がある方が、ご一読してみてください。