ポイント

・1万9000ドル近辺でもみ合い
・米3連休で動意薄い
・相対的にガチホ勢が増えた結果、相場は下がりにくくなっている印象
・本日も米休日で小動きか        

週末のBTC相場

週末のBTC相場はもみ合い推移。金曜日に1万8000ドル(約245万円)台から2万ドル(約270万円)台に急反発した後は、1万9000ドル(約255万円)近辺での推移が続いている。

BTCは、一部で期待されたグレイスケール社の現物ETF申請が却下されたこともあり2万ドルを割り込みと、1万9000ドルも割り込み6月19日に付けた年初来安値1万7000ドルを窺う姿勢を見せた。

しかし、思ったほど相場が走らずにいると、米連休前のポジション調整もあってか、先物市場でショートカバーが発生、一時2万ドルを回復した。

そうした買戻しが一巡すると1万9000ドル台に値を戻し、その後、米ISM製造業景況感指数が予想を下回ると米株が下落、BTCは1万9000ドルを割り込んだ。

しかし米景気後退懸念から米長期金利が急低下、これを好感して米株が値を戻すと、BTCも19,000ドル台に値を戻した。

その後は、4億ドルの与信提供と2.4億ドルでの買収権付与を骨子としたFTXによるBlockFi救済やセルシウスやBabel Financeのリストラ(債務再編)を探る動き、一方で英領バージン諸島で清算命令を受けていたThree Arrow CapitalによるNYでの破産申請や同社で損失を被ったVoyager社の出金停止など、テラ問題の余波による信用不安を巡るヘッドラインが続いたが、米市場が独立記念日の3連休に入った影響もあってか動意の薄い展開が続いていた。


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