ポイント

・2万3000ドル台乗せ
・ETHの上昇とNYダウ750ドル高
・先月の1マン7000ドル台が大底だった可能性強まる
・来週の一目の雲の上限2万5000ドル辺りが上値の目途か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は堅調な展開。一昨日に2万2000ドル(約305万円)台に乗せると、2万3000ドル(約320万円)手前で上値を抑えられたが、今朝方、2万3000ドル乗せに成功した。

7月のFOMCの利上げ幅のコンセンサスが75bpとなり、市場にはリスクオンムードが広がり、またETHの大型アップデートの日程が9月19日に予定されたことでETHが上昇、BTCは2万2000ドル台乗せに成功した。

未明にかけてETHが1500ドルに急伸、BTCも2万2000ドル台後半に値を伸ばしたが、アップルの採用削減を受けた米株の反落やトランプ政権の元報道官スカラムッチ氏が率いる暗号資産ファンドのうち1つが支払い停止に追い込まれたこともありBTCも反落。

しかし、朝方、ETHが1600ドルに乗せると、BTCは2万3000ドルに肉薄した。

その後は2万2000ドル近辺での取引が続いたが、海外時間に入り米株が700ドル超の上昇を見せるとBTCは2万3000ドル台にしっかり乗せた。

Bloombergの暗号資産関連イベントで、元GSでギャラクシーグループを率いるノボグラッツ氏が暗号資産関連のリスクを見誤ったとし、ゲンスラーSEC委員長はコンプライアンス違反がたくさんあり投資家保護のための規制の必要性を訴えた。

しかし、市場はこうしたネガティブなコメントより、FTXのサム・バンクマン・フリード氏が業界救済のためにまだ資金を使う準備があるとしたことを好感した模様だ。


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