ポイント

・2万ドル割れで反発
・米2年債金利、ドルインデックスの高値更新後の反落がBTC反発の背景か
・今週はISM・雇用統計、来週はレイバーデイ明けと注目イベント控える
・BTCは一目の雲の下限21,000ドルに上値を抑えられる展開か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は小幅反発。朝方2万ドル(約275万円)近辺から1万9000ドル(約265万円)台半ばまで下落したが、すぐさま切り返すと2万ドル台半ばまで反発を見せた。

金曜日のパウエル議長講演を受けたリスクオンの巻き戻しの流れのなか、BTCは2万1000ドル台から2万ドル割れに値を下げた。

その後、週末は2万ドルを挟んだもみ合いに終始したが、週明けのCMEのBTC先物開始に向けて上昇しきれず窓を開けてオープンすると、1万9000ドル台半ばまで失速した。

午後に入り米2年債金利が15年ぶり高値を更新。ドルインデックスは20年ぶりの高値を更新、達成感もあり反落し始めると、BTCも安値圏から反発を始めた。

米株が続落して始まるもBTCは底堅く推移したが、Openseaの取引金額が5月のピークから99%減少したことやFTXのサム・バンクマン・フリードCEOがHuobi買収を否定するなどややネガティブなヘッドラインが続いたこともあり上値を抑えられている。


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