ポイント

・2万ドルを挟んでのもみ合い
・CME窓埋めと一目の雲の下限に上値抑えられる
・一方、2万ドル割れの底堅さも再確認
・本日は改訂版ADPの発表に注目集まるが、市場の反応は限定的か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は2万ドルを挟んでのもみ合い。2万ドル(約275万円)台半ばで上値が重くなると、1万9000ドル(約265万円)台半ばに失速。しかし切り返し2万ドル近辺に値を戻している。

タカ派だった金曜日のパウエル議長講演を受け、BTCは2万1000ドル台から2万ドル近辺に値を下げると、月曜日のCMEのBTC先物が窓を埋めきれずオープンすると1万9000ドル台半ばまで失速した。

その後、米2年債金利上昇が一服すると2万ドル台に値を戻し、昨日午後に入るとCME先物の窓埋めに成功した。

窓埋め完了後、セオリー通り上値が重くなると、米消費者信頼感が強かったことで利上げ加速を嫌気した米株安に連れ1万9000ドル台半ばまで失速した。

続いてウィリアムズNY連銀総裁による2023年中は利下げをする可能性は低いとのWSJのインタビューを受け、前日に続き米2年債金利15年ぶりの高値を更新したがその後失速、BTCも2万ドル近辺に値をも戻している。


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