ポイント

・2万ドル近辺で下げ渋る
・米PPIはMIX、JPモルガンは1%利上げ可能性低いとレポート
・ETH先物でショートポジション急増、マージを無事通過すれば巻き戻しも
・ETHWに支持が集まるかも未知数で、まずはマージ後の状況を見極める展開か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は安値圏でのもみ合い。一昨日から昨日にかけて2万2000ドル(約315万円)台から2万ドル(約285万円)割れまで急落。その後は2万ドル台での取引が続き、今朝方一時2万ドルを割れたが、足元では回復している。

一昨日の米CPIショックを受け、BTCは2万ドル台まで下落、更に来週のFOMCでの1%利上げ観測が浮上したことを嫌気し、一時2万ドルを割り込んだ。

その後は2万ドルを回復すると、ETHのマージを直前に控え、マイナーのシフトが噂されるイーサリアムクラシック(ETC)が上昇。BTCも2万ドル半ばまで値を伸ばしたが、ETCの上昇が一服すると、しばらく2万ドル台前半でのもみ合い推移が続いた。

ただ、朝方145円に迫っていたドル円相場が日銀のレートチェック報道などで142円台まで下落した影響で、円建てのBTC価格はじりじりと下げていった。

その後発表された米PPIはヘッドラインが前月から下げ、コアは上昇するという強弱MIXした内容で、米株は前日比小幅高ながら方向感のない取引が続いたが、原油価格が90ドルに乗せると前日比マイナス圏に下落、BTCも2万ドルを割り込んだ。

しかし、原油価格の上昇が一服、JPモルガンが1%利上げの可能性は低いとレポートしたことなどが伝わると米株は前日比プラス圏に値を戻し、BTCも2万ドル台に回復している。


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