ポイント

・19,000ドル近辺で下げ渋る
・英トラス首相辞任、直後はリスクオフも切り返す
・米長期金利上昇で米株は高寄り後失速
・ウォール街からのBTC再評価の動きが、相場の下支えとなっている可能性

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場はもみ合い推移。何度か1万9000ドル(約285万円)割れるも、その都度底堅さを見せ、概ね1万9000ドル台前半での取引が続いている。

英政府の減税撤回などによるリスクオンムードを、米長期金利上昇により打ち消され、BTCは1万9000ドル台での取引が続いた。

昨日は、朝方のテスラ社の決算発表後、時間外取引で同社株が下落、またアルトコインが値を下げる中、BTCは1万9000ドルで下げ渋っていた。

日本株が大きく下げて始まると1万9000ドルを割り込んだが、すぐさま切り返し、中国株が後場に入り反発するとBTCはじりじり値を戻していった。

欧州時間に入るとトラス英首相が辞任、当初はポンド売り・株売りとなったが、これで混乱は一服したとの見方から下げ止まると、米株が上昇して始まったこともあり、BTCは若干値を上げた。しかし、昨日に続き米長期金利が上昇、10年債金利が2008年以来の高値を更新すると、米株は失速、BTCも一時1万9000ドルを割り込んだ。


【新着・関連記事】

・今日の見通し|本日のBTC相場は底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント
ビットコインのレバレッジ取引は楽天ウォレット|おすすめポイントや口コミを紹介