ポイント

・1万7000ドル近辺でのもみ合い
・米雇用統計後売られるも、米株が切り返し、BTCも戻す
・SBF氏、NY Timesに続きABCでもコメント
・13日の下院公聴会への出席明言避けるも、前向きな姿勢

週末のBTC相場

週末のBTC相場はもみ合い。1万7000ドル(約230万円)を挟んで動意の薄い展開が続いた。

金曜未明に発表された米ISM製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を割り込んだが、米株が下落したことを受け、BTCは1万7000ドルを割り込んだ。

その後、米上院公聴会でCFTCのベーナム委員長がFTXの破綻に関し、CFTCの監督権限強化を訴えた。前日のNY Timesのイベントに続き、ABC NewsのインタビューでSBF氏がコメントする中、BTCは1万7000ドルを回復した。

注目の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想+20万人に対し+26.3万人となり、前月実績も+26.1万人から+28.4万人に上方修正。さらに平均時給が前月比+0.6%と予想+0.3%を大きく上回るなど、総じて強い内容だった。

これを受け米長期金利が上昇、BTCも1万7000ドルを割り込んだが、一方でドル買いで為替が円安に振れた結果、円建てのBTC価格はあまり動かなかった。

その後は、米株が反発、BTCも1万7000ドルを回復、その後も1万7000ドルを挟んでのもみ合い推移が続いた。


【新着・関連記事】

・今日の見通し|本日のBTC相場は引き続き底堅い展開を予想
【必見】ビットコインのレバレッジ取引で利益を出すために知っておきたいポイント
ビットコインのレバレッジ取引は楽天ウォレット|おすすめポイントや口コミを紹介