マウント・ゴックスから断続的な売りが続いているものの、ペースは全く変わりません。

噂されている中継アドレスは日々BTCの転送作業が続いており、毎月1〜1.2万BTCペースのようです。

この程度なら断続的な売りとなりますが、消化されている量も順調です。

現在の市場では材料視がされにくくなりつつあります。

言ってみれば、1BTC=80万円ならば、毎月100億円弱の売りがありますが、時価総額が15兆円近いBTCからすればかなり微々たるものです。

時間の経過と共に騒がれなくなっていくかもしれません。

BTCも徐々に下値を切り上げていくのではないでしょうか。

ビットコイン/円(BTC/JPY)日足チャート分析

出所:GMOコイン 

 

ビットコイン/円FXの日足チャートです。

前述どおり、この1か月も毎月のように断続的な売りがあったのにもかかわらず、80万円に差し掛かってからは底堅く推移をしております。

この価格帯なら値ごろ感での買いが先行しているのでしょう。

再度90万円を目指す展開だと思われます。

レジスタンスラインにまで上昇した場合、最初は上値を抑えられますが、どこかのタイミングで上抜けてくるでしょう。

RCI52も下方向でずっと推移をしておりますが、ローソク足が上昇しております。

一種の逆転ダイバージェンスとなっておりますので、実態価格が強いのでしょう。

もう1週間程度この価格帯で踏ん張ることができますと、テクニカル的にも好条件が揃いますので本格的に上昇トレンドに回帰する可能性があります。

6月前半は買い仕込み、中旬から下旬にかけては価格帯のステージを切り上げると考えております。

イーサリアム/円(ETH/JPY)日足チャート分析

出所:GMOコイン

 

イーサリアム分析に移ります。

ETH/BTCチャートでは上昇トレンド継続となっており、BTCを買うよりもETHのほうが堅調な流れは変わりません。

 

現在は68000〜70000円のレジスタンスライン及び下降トレンドライン近辺で推移をしておりますので、簡単に抜けてくるとは思いませんが、こちらも時間の経過と共に消化されてくると思います。

ETHのほうがBTCよりも早い段階で上昇トレンド入りする可能性がありますので、どちらかというとETHロングの比率をあげて勝負していきたいところです。

 

7万円台にしっかりと乗せてきますと、サポートラインが68000〜70000円ゾーンとなりうるため、そのためには6万円台前半〜中盤でまず1ポジションは持っておくべきでしょう。

今週後半から週末にかけてどこかで買いのチャンスがある場合はトライしたいところです。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。