70万円踏みとどまれるかが鍵
今週は75万円上抜けに失敗です。そして反落。現在は70万円前後で推移しております。
ここ１週間、これといって目立ったニュースもなく、月曜〜火曜の下落も短期的にショートで入ってきた連中でしょう。
75万円をバックにきれいに仕掛けていることを考えると、どこかで彼らは買い戻しをしなければなりません。
ジリジリと価格を戻していけば、売り方を追い込めるのではないでしょうか。
今日はマルチフレームでBTCを分析したいと思います。
BTC１時間足
出所：GMOコイン
BTCJPY-FXの１時間足です。
ボリンジャーバンドがスクイーズし、そしてエクスパンションしました。典型的な教科書通りのトレードだったと思います。
RCI26と52はすでに下方向で推移をしていたので反転形状であったことには間違いありません。
現在はバンドの中に入ってきており、RCI26と52はマイナス圏で横向きに推移を始めておりますのでこの時間軸をベースに考慮しますと、一服感は出るでしょう。
RCI9が−90付近から上昇方向に向きを切り替えますと、より強い反発が望めそうです。
BTC日足分析
出所：GMOコイン
変わって日足です。
1時間足を参考にしてみると、75万円で止まった理由が日足にある事がわかります。
レジスタンスラインが引けるポイントでして、水平線を引いて何点も止められる箇所というのは、そこが起点となってトレンド発生しやすいです。
今回も最も基礎的な値動きの一つであったのでしょう。
ただ既に日足レベルではRCI26と52が反発傾向にありまして、逆三尊の形状を作りつつあります。
75万円、または76.5万円を超えた際には、逆三尊が完成となりますので、上昇に弾みが付くのではないでしょうか。
ボリンジャーバンドも真横に向いておりまして、比較的バンド幅が広めなことから、そこまで大して下押しはしないはずです。
どこかで息切れをしてレンジ相場に戻る展開のほうが確率は高いでしょう。
このタイミングでネガティブサプライズが市場に投下された場合はこの限りではありませんが...。
70万円前後はこの形状からすると絶好の押し目買いポイントになります。
レンジ相場をまず想定し、75万円または76.5万円の手前ではそれぞれ一部利益確定を考えてトレードを実施されるのが良いのではないでしょうか。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。