アマゾンのジェフ・ベゾスCEOに対して「アマゾンで仮想通貨ドージコインを使えるようにしてくれ」と訴えるキャンペーンがオンライン署名サイトChange.orgで始まり、執筆時点で約1万2000人の賛同を獲得した。
eコマースの巨人アマゾンに支払い手段として仮想通貨を受け入れて欲しいという期待が仮想通貨コミュニティーで高まっているようだ。
同サイトでは「アマゾンは仮想通貨を決済手段として受け入れていないため、銀行口座を持っていない人たちを排除している」とした上で次のように述べた。
「アマゾン・ドット・コムは、イノベーションをけん引する存在。決済手段としてドージコインを受け入れるべきだ。ドージコインは、速くて安くて安定している。
価値が安定していて、他の主要仮想通貨と比べても手数料が安い。またコインの供給量も多く、コミュニティーも大きくて活発で成長し続けている」
ドージコイン(DOGE)は、ビットコイン(BTC)のパロディとして生まれ柴犬をモチーフにしていることで知られる。もともとは冗談としてつくられた仮想通貨だったが、その「チップ機能」が世界中から支持されている。執筆時点で時価総額は21位だ。
去年11月、アマゾンの子会社Amazon Technologies, Inc.が、仮想通貨に関連する新たなドメインネームを三つ登録。ビットコイン取引を導入するのではないかという観測が高まっていた。
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