仮想通貨ライトコインの概要

ライトコインは、ビットコインを補完するために、ビットコインを基礎にしてつくられた仮想通貨です。

データ圧縮技術であるSegwit、オフチェーンであり、高速な取引が可能なライトニングネットワーク、仮想通貨取引所なしでも取引が成り立つアトミックスワップなどの能力を有しています。

では、ビットコインの大型アップデートが行われた今、ライトコインの今後はどうなっていくのでしょうか。

ライトコインの価格推移について

9月の価格推移を見てみると、ライトコインの価値はビットコインとのチャートとほぼ同じ動きとなっています。

例えば、ビットコインの大型アップデートは9月8日でした。ビットコインと同様にライトコインは9月5日に最高値を付けて以降、その最高値を超えていません。

9月5日時点では、ビットコインは1BTCで80万円以上、ライトコインは1BTC7500円となっています。

その後、ライトコインとビットコインは同じようなチャートを描きながら現在に至っています。ちなみに、ライトコインに至っては9月12日に1LTCで一時的に5500円を下回り、9/24日時点では6500円以上の価値で落ち着いている状況です。

ライトコインに関しては、9月14日にライトコインサミットも行われており、ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏もステージに登壇しています。

このサミット自体はライトコインの値段が上がった要因ではありません。しかし、定期的にライトコインはサミットを行っており、重要な発表が行われる場合には価格に直接影響を与えることもあります。

仮想通貨ライトコインの今後について

ライトコインの今後に目を向けてみると、決して期待度の小さい仮想通貨ではないと言えます。ライトコインは次々と各業界の企業と提携を行っており、決済システム、アジア圏の旅行業者、デビットカードなどビットコイン以上に使い勝手のいい仮想通貨になりつつあるからです。

また、通貨の能力に関しては、ライトコインのコミュニティーが非常に活発であり、ライトコインに対する様々な能力の追加がこれからも期待されます。こうしたことから、現在の基軸通貨であるビットコインが今後も市場に必要とされていくかは不明です。

しかし、アフリカや中東地域にも仮想通貨が浸透していくことが予想されるため、仮想通貨には今以上に高い能力が必要とされていると言えます。

ライトコインの場合は、使用者の増加に合わせてすぐに開発を加える迅速性があり、これまでの経緯から開発力に優れていることも実証済みです。そのため、ライトコインの今後のチャートは、ビットコインと異なる動きを見せる可能性があります。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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